立ち会い出産を望むパパの割合は年々増加しており、実際に「立ち会ってよかった!」というパパの声も多く聞かれるようになりました。ですが、その一方で「本当は立ち会ってほしくなかった」「自分の出産姿を見られたくなかった」と、事前に相談をしなかった結果、ママがショックを受けてしまったケースもあるようです。立ち会い出産を望むのなら、まずは事前にママと相談してみましょう。ふたりが納得したうえでお産に臨めるとよいですね。立ち会い出産が可能か、事前に産院へ確認するのもどうぞ、お忘れなく。
立ち会い中は、ぼーっと突っ立っているだけの「立ち見出産」にならないように、声かけや、お水を飲ませてあげるなどのサポートを。興味本位で立ち会うのは、ママにとって嬉しいどころか迷惑なだけなのでやめましょう。状況により立ち会いができないこともありますが、そこは2人の命を守るためと割り切ってくださいね。
両親学級とは、出産を控えたママ・パパを対象に出産や子育てのアドバイス、沐浴の実技指導などを行ってくれるものです(父親学級や母親学級もあります)。両親学級は、大きく分けて「病院」「行政」「民間」の3団体が主催していますが、教室によって内容はさまざまです。自分に合うと思ったものを選びましょう。育児書だけでは分からない、出産と育児の“生の声”が聞ける貴重な機会。時間をつくってぜひとも参加しましょう。
また、参加中に他のパパを見つけたら、積極的に話しかけることをオススメします。はじめは少し恥ずかしいかもしれませんが、同じ地域で子育てのことを話せるパパ友がいると、何かと心強いですよ。
はじめてのお産は、ママはもちろんのこと、パパだって不安なことは多いですよね。陣痛がはじまったときの移動手段は? 職場や家族への連絡は?など、事前に確認しておきたいことを下にまとめましたのでごらんください。また、出産当日の流れをママとひと通り確認しておくと安心できます。
とはいえ、出産は何が起こるか分かりません。当日の流れを頭に入れたうえで、いざというときは柔軟に対応できる冷静さも、パパにはもっていてほしいものです。
入院中は24時間病院が面倒を見てくれるので、パパがママにできることはそう多くありません。必要なものがあれば用意する程度でOKでしょう。ただ、気を付けたいのは面会に来る人のコントロール。出産直後で休みたいのに、次々と人がやってきて大変だった! というのはよくある話です。ママの調子が思わしくないときや、面会が長引きそうなときにはパパがひと声かけるなど率先して誘導し、ママの負担減を。
生まれたての赤ちゃんは可愛くて、ついついそちらにばかり目が行きがちですが、頑張ったママへのねぎらいもお忘れなく。退院後は、いよいよ本格的な育児がスタート。この時期はなるべく早めに仕事を終え、ママのサポートをしたいですね。