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Milton Time 笑顔のじかん・ミルトンタイム

「ミルトンタイム」とは、ミルトンがママへプレゼントする、笑顔になれる時間のこと。ママと赤ちゃん、そして家族みんなが健やかで素敵な笑顔になれる役立つ情報や楽しい話題をご紹介していきます。

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プレママのための役立つことアラカルト

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妊娠中に無理をすると、どんなことが起きる? ●妊娠中の激しい動きなど、母体に負担がかかるとどんな影響がある?
●妊娠初期〜後期まで、それぞれの時期で気をつけなければいけないことは?

A.「マタニティライフを楽しもう」という最近の風潮が悪いとは言えませんが、「赤ちゃんは必ず安全に生まれてくる」と過信するのは禁物ですね。「お産は病気ではない」などと言う人もいますが、自然のものだけに「何をしても絶対大丈夫」というわけではなく、心がけ次第で結果はいかようにも変わります。
安定期に入ったらどんどん動く妊婦さんがいますが、医学的に「安定」という言葉はありません。妊娠初期の流産は受精卵に原因がある場合が多く、動いたか否かはあまり関係なく、むしろ胎盤ができる妊娠中期以降、激しく動くことによる張りや出血のほうが危ないのです。自分の楽しみ優先で無茶をして早産という例もあります。赤ちゃんは体の大きさだけでなく、脳の重さや機能も最後の2〜3週間で急激に成長します。最後まで油断することなく、子宮に酸素や栄養がいきわたるように体調管理をし、規則正しい生活を心がけてください。
では、具体的にどのように過ごすべきなのか? いくつかのシーンにおいて気をつけていただきたいことを案内いたしますので、ご参考ください。

妊娠中に無理をすると、どんなことが起きる?
scene1 日常編 ●車の運転、自転車、家事、買い物、お風呂など日常でママが気をつけたいのは?
scene1 日常編

A. 毎日の生活に欠かせないのが車や自転車。中にはバイクというママもいるかもしれません。しかし車の運転はだるさや眠気で注意が散漫になりがち。大きなおなかでは後ろも向けません。自転車とバイクは転倒の恐れがあります。そもそもサドルからの振動によって産道や子宮に圧力がかかるためNG。車も長時間の運転は、血液が鬱滞(うったい)するので控えたほうが賢明です。買い物はゆっくり歩いて行くか、車で行く場合は周囲にも十分注意してください。
軽い動きは赤ちゃんに新鮮な酸素を供給し、気分転換になるという利点があります。動作はすべてゆったり無理なくが基本です。家事も体調がよければ、普段通りで問題ありません。ただし、雑巾がけなど前かがみの掃除や滑りやすいバスルームの掃除は避けましょう。低い段差でも転びやすくなりますし、しゃがんで伸びる動作はおなかが張りやすくなるので要注意です。また、熱いお風呂に長時間入って子宮の温度が高まると、赤ちゃんの心拍数も上がりますので気をつけてください。

scene2 お仕事編 ●立ち仕事や、座りっぱなしの仕事。母体に負担がかからないポイントは?
●通勤で気をつけるポイントは?

A.体調が悪くならなければ仕事は続けられますが、「無理をしない」が基本で、立ちっぱなしや座りっぱなしの仕事には注意が必要です。おなかの張りや足のむくみを感じたら、休憩時間にきちんと休み、マッサージをしたり、横にならせてもらったりしてください。特におなかが張ると子宮内の血液量は減少し、赤ちゃんにとってはよくない環境です。勤務中でも少しの休みが必要になるかもしれません。
また、おなかが大きくなってきたらできるなら時差通勤をして通勤ラッシュを避けてください。横からぶつかられたときに妊婦さんはバランスを崩して転倒しやすいものです。立ちくらみをしたときにはすぐにしゃがみ、できれば横たわったほうがいい場合もあります。低い位置からでも倒れて頭を打つと衝撃が強く危険です。
荷物を持って公共交通機関で動き回る外回りの仕事もリスクが大きいので、負担を軽くしてもらうようにお願いしてみましょう。
いずれにせよ働き続けるには周囲の理解が大前提。妊娠した女性は労働基準法によって、からだに負担のかかる業務や深夜の残業をやめさせてもらったり、勤務時間の変更を申請することができます。つらい時には職場にお願いし、無理のない範囲で仕事をするようにしましょう。
その場合、権利だからと主張するのではなく、人間同士のお付き合いではお願いの気持ちが大切です。上司や同僚とのコミュニケーションを大切に、「可愛がられる妊婦さん」になってください。

scene2 お仕事編
scene3 スポーツ編
●ジョギング、スイミング、テニス、ヨガ…… 妊娠中のママがやっていいスポーツ、よくないスポーツは?
●妊娠中のスポーツ、どんなことに気をつければいい?
scene3 スポーツ編

A. 妊娠中は母体の体調管理をして子宮内環境を整えることが大切で、体に余計な負荷をかけないのが基本。妊娠したから何かスポーツをせねば、と思う必要はありません。特に激しいスポーツは流産や早産の原因になる危険性が大きいので禁止。運動は生活の延長線上で無理なく動いているという程度で十分です。
たとえば短距離走などは無酸素運動で負担が激しいので×。転倒の危険大の代表がスキー、スケートです。いくら上手でも挑戦しないように。また、ゆっくり歩いて登っても3000m級の山はアウト。酸素不足を招きます。
しかしもともと運動をしていた人など、じっとしているより適度に体を動かしたほうが気持ちいいということであれば、無理のない範囲でやるのはいいでしょう。マタニティスイミングのように、水中だと重力を感じないので腰痛予防になるといったメリットがあるもの、気分転換や友達を作る機会にもなるなどプラス面が多いと感じるならやる価値はあります。
ひとつ注意したいのが、妊娠中にかかりやすいといわれるカンジタ膣炎(※)です。妊娠中は抵抗力が落ちてしまうため、膣内でカンジタや細菌が増殖し炎症が引き起こされることがあるのですが、スイミングの脱衣所やマットなどからも感染することがあるようです。感染した場合、重症化や早産に進行してしまう可能性もないとはいえません。衛生面には十分に配慮し、スイミングをおこなった後は、いつも以上にからだを清潔にしましょう。また、海水浴などで日焼けをしてしまうと、おなかが張ったり他のトラブルにつながる恐れもありますので、妊娠中は控えるのが賢明です。
いずれにせよ、妊娠中にスポーツを開始するときは必ず主治医に相談すること。スポーツの前後も毎回おなかの張りと出血の有無、血圧、脈拍はチェックしましょう。

※カンジタ膣炎……膣内でカンジタが異常増殖して起こる感染症。
主な症状はおりものの異常や外陰部や腟内の痒みなど。

scene4 おでかけ編 ●映画館、コンサート、遊園地、旅行…… 妊娠中の外出はいつからいつまで、どの程度までならOK?
scene4 おでかけ編

A.妊娠前から計画していた海外旅行。行きたいのはわかりますが、これはリスクが大きすぎます。妊娠初期から出産まで、妊娠中に安定したという時期はなく、突然の出血をはじめ破水や陣痛がやってくることがあります。これが海外で起きたらどうしますか。対応できますか。高額な医療費を請求される例もあり、妊娠中の海外旅行は控えるのが賢明。国内旅行もできれば避けた方がいいでしょう。そのまま旅行先で長期入院、早産という可能性もありますから。
テーマパークで長時間並び、アトラクションに乗るのも妊娠中は論外。赤ちゃんがおなかの中で健全に成長するために、ここは我慢して身近で気分転換を。混雑が激しいところでなければ、映画、コンサート、ショッピングなどをできたらパパと一緒に楽しんでください。

妊娠期間中や、お産は、いつ何が起こるかわからないもの。ですから、ぜひママには慎重な行動をとってもらいたいと思います。日本の妊婦死亡率の低さは世界でもトップクラスですが、それでも、誰もが元気な赤ちゃんを産めることが保証されているわけではありません。ぜひ、「赤ちゃんのために」という心持ちで、マタニティライフを楽しく過ごしていただければと思います。

小川博康 先生

小川博康 先生

産婦人科医。小川クリニック院長。日本医科大学卒業。同大学産婦人科学教室入局。私学共済下谷病院、恩賜財団母子愛育会愛育病院、横浜赤十字病院などを経て、大学退局後、小川クリニックに帰属。大学勤務中は、一般産婦人科診療、がんの治療も行い、特に胎児診断・胎児治療を専門としていた。『ハッピーマタニティ』『妊娠大百科』『妊娠・出産気がかりQ&A』『「安全神話」の過信が招く 妊娠・出産の〝落とし穴〟』など著書多数。

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